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スタッフ日記
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2020.03.19(Thu)チャリティーショップふくる

【インタビュー】チャリティーショップふくる つっちーさん編

こんにちは!きどぐちと申します。

 

僕は今回、NPO法人月と風とさん(以下月風)が運営している「チャリティショップふくる」の活動に参加してきました。もともと、ふくるの活動があるのは知っていて、興味があったところ月風の職員の方に声をかけていただきました。

 

ふくるは、しょうがいがある人もない人も働いているチャリティショップです。

 

着なくなり捨てられてしまうかもしれない服を寄付して頂き、販売をしています。 

 

活動に参加しての感想は、服を見る、買うだけの場ではなく、地域の方との交流の場にもなっているのだと思いました。実際、ふくるはスーパーの中にあるので、買い物中のおばちゃんたちがふくるで服を購入してくださっていました。

 

そして、スタッフさんとお客さんが服のコーディネートなどの会話を楽しんでいました。

僕もマネキンの着せ替えを車椅子ユーザーのつっちーさんと楽しんでいました笑

 

そこで、今回ふくるのスタッフをされているつっちーさんとあっきーさんにふくるの活動についてインタビューをしてみました。

 

今回はつっちーさんのお話を紹介します!

 

(写真 左:きどぐち、右:つっちーさん) 

 

きど:まず、ふくるに関わろうと思ったきっかけは何ですか?

 

つっちー:もともと服が好きだったけど、20歳の時に事故で車椅子生活になったんです。それ以降、服と関われなくなってしまって。それでも自分らしい、自分のやってみたいことをしてみたいと思っていたんです。そしたら、しょうがいのある人のボランティアをしている方の繋がりで、ふくるの活動を教えていただいて、半年くらい前からふくるに参加しています。

 

きど:ふくるではどんなことをしていますか?

 

つっちー:レジでの会計や商品の整理をしています。あとは展示されている商品に乱れがないかなどを確認しています。

 

 

きど:ふくるに関わってどうですか?

 

つっちー:自分がコーディネートして人形に着せた商品を買ってもらえると嬉しいし、お店をもっとよくしていこうと思える。でも、もう少し接客をしたいかな。やっぱり車椅子だと店員と分かってもらいにくいし、お客様に気を使ってしまいます。

 

今回はここまで!

 

つっちーさんへのインタビューを通して、ふくるの活動がつっちーさんのやってみたいことの実現に繋がっていると思いました。

 

しかし、つっちーさんが車椅子ユーザーであることから、お客さんと関わることに少し遠慮しているとおっしゃっていたことが印象的でした。そこに、しょうがいがある人とそうじゃない人に、つっちーさん自身が境界線を感じているのではないかと思いました。

 

そのような境界線を感じることがない社会にするためにも、ふくるがひとつのきっかけになればいいなと思いました。

 

次回あっきーさんのお話を紹介します。